「複数人で分担して原稿を作ったため、書式やレイアウトがバラバラで困っている」
「図表や写真が多く、綺麗に収める方法がわからない」といったお悩み。
今回は、公益社団法人 日本炊飯協会様よりご依頼いただいた、機関誌(兼 研修用テキスト)の制作事例をご紹介します。手書き原稿とデジタルデータが混在した状態から、プロの編集と製本技術で、一冊の使いやすいテキストへと仕上げた事例です。
お客様の課題:書式の不統一、紙とデータの混在原稿
お持ち込みいただいた原稿は、複数の執筆者様が分担して作成されていたため、以下のような状態にありました。
- 手書き(紙)の原稿と、デジタルデータの原稿が混在している
- 西暦と和暦の混在、ルビ(ふりがな)の有無など、文章のきまり(書式)が統一されていない
- ページごとに文章のレイアウトや、図表の入れ方がバラバラになっている
担当者様がこれらを一つずつ修正していくのは、膨大な時間と労力がかかります。そこでニチゲンが一括してデータの整理から編集・レイアウトまでをサポートさせていただきました。
ニチゲンの対応・編集のポイント
1. 図表のサイズに合わせた「柔軟な2段組みレイアウト」
本文は読みやすさを重視して「2段組み」をベースに設計しました。単に文字を流し込むだけでなく、カラーの図面やグラフ、写真が美しく配置できるよう、ページごとに段組みの幅をプロのオペレーターが微調整しています。これにより、情報量が多くても視線が迷わない、すっきりとした誌面を実現しました。
2. 目的のページがすぐに見つかる「章扉(色上質紙)」の挿入
154ページというボリュームのあるテキストのため、使いやすさ(検索性)にもこだわりました。各章の切り替わり(扉ページ)に色上質紙(中厚口)を挟み込むことで、冊子を横から見たときにもインデックスの役割を果たし、受講者が開きたいページを瞬時に探せる工夫を施しています。
3. 長期使用の擦れや汚れを防ぐ「表紙のPP加工」
研修や日々の業務で何度もめくるテキストだからこそ、耐久性が求められます。今回は、白いデザインの表紙にPP加工(フィルムを貼る特殊ラミネート加工)を施しました。特に白い表紙は擦れや手垢などの汚れが目立ちやすいため、PP加工を行うことで劇的に強度が上がり、長期間美しい状態をキープできるようになります。
仕上がりとお客さまの声
納品後、日本炊飯協会様からは以下の大変嬉しいお言葉をいただきました。
「写真やグラフなど、とにかく情報量が多い紙面だったのですが、大変見やすく配置していただき非常に満足しております。」
ニチゲンでは、イラストレーター(Ai)などの専門ソフトがなくても、ワードやPDF、手書きの原稿からプロの技術で最適な1冊へと仕上げます。進行スケジュールのご相談や、実際の用紙サンプル(2〜3種類)の確認も含め、担当者が丁寧に伴走いたします。
今回の制作仕様(参考)
| 項目 | 仕様内容 |
|---|---|
| クライアント名 | 公益社団法人 日本炊飯協会 様 |
| 製品名 | 機関誌「ごはんソムリエ」(研修用テキスト) |
| サイズ・総ページ数 | A4サイズ / 本文154ページ |
| 表紙仕様 | コート110kg / 片面カラー / PP加工(艶の出るラミネート加工) |
| 本文仕様 | 上質44.5kg(カラー・モノクロ混在)/ 章区切りに色上質(中厚口)を挿入 |
| 製本方法 | 無線綴じ(背表紙のある、しっかりとした本格製本) |


