パンフレットにおすすめの紙質は?厚さや種類の違いを徹底解説

2026/02/03
2026/02/03

パンフレットを作るとき、デザインと同じくらい大切なのが「紙の種類」を選ぶことです。結論から言うと、パンフレットが成功するかどうかは、紙の質で決まると言っても大げさではありません。

一番の理由は、紙の触り心地が**「その会社の第一印象」になるから**です。デザインが目から入る情報なら、紙質は手から伝わる情報です。例えば、高級な宝石を紹介するパンフレットが、ノートのように薄くてペラペラな紙だったらどうでしょうか。「本当に本物かな?」と不安になってしまいますよね。指先から伝わる「しっかりした厚み」や「なめらかな感じ」は、そのまま相手への信頼感につながるのです。

次に、情報の伝えやすさが変わるからです。おいしそうな料理の写真をきれいに見せたいときと、細かい説明文をじっくり読んでほしいときでは、おすすめの紙はまったく違います。目的に合った紙を選ぶだけで、内容はもっと伝わりやすくなります。

最後に、予算と丈夫さのバランスです。限られたお金の中で、すぐにボロボロにならず、かっこよく見える紙を選ぶにはコツがいります。この記事では、プロが教える「失敗しない紙の選び方」をわかりやすく紹介します。

印刷を“任せたい”けど、
どこに頼めばいいかわからない方へ

印刷のことはよくわからないけど、仕上がりには妥協したくない。
そんな方に選ばれているのが、ニチゲンの一貫対応型サービスです。

ご相談・デザイン提案から印刷・納品までをすべて社内で完結。だからこそ、イメージのズレがなく、色味や質感まで思い通りに再現できます。もちろん小ロット印刷にも対応しており、必要なときに、必要な分だけ。

まずはお気軽にご相談ください。

\「これでよかった」と心から思える印刷を提供。/

パンフレット用紙の「3大定番」とそれぞれの特徴

パンフレットを作るとき、「まずはこれを選べば間違いなし!」という基本の紙が3種類あります。結論から言うと、「写真の見え方」や「文字の読みやすさ」によって、選ぶべき紙がハッキリ分かれます。

ここではそれぞれの特徴をサクッと紹介しますが、「もっと詳しく知りたい!」「写真で仕上がりを比較したい!」という方は、ぜひこちらの詳細記事もチェックしてみてください。

厚さ(kg表記)の選び方:失敗しない基準とは

パンフレットの満足度を左右するのは、紙の種類だけではなく紙の厚さです。結論から申し上げますと、手に取った時のしっかり感やめくりやすさは、すべてこの厚みによって決まるからです。印刷の注文画面で見かけるキログラムという表記は、初心者の方には馴染みがないかもしれませんが、パンフレットの品質を左右する非常に重要なバロメーターとなります。

kg表記(連量)の読み解き方

印刷業界で使われるキログラムという単位は、紙の重さを表す連量(れんりょう)と呼ばれる仕組みに基づいています。結論として、この数字が大きければ大きいほど紙は厚く、小さければ薄いと判断して間違いありません。

具体的には、一定の大きさに切りそろえられた紙を1,000枚積み上げた時の合計の重さを指しています。重いということは、それだけ紙に厚みと密度があるという証拠です。例えば、薄いコピー用紙は約70キロ程度ですが、しっかりとした官製ハガキは約180キロほどの重さがあります。このように、数字を比較することで、実際に紙を触らなくても、その紙がどれくらい丈夫で高級感があるのかを予測することができるのです。

用途別の推奨ライン

パンフレットをどのような形で届けるかによって、選ぶべき厚さの正解は明確に異なります。結論を申し上げますと、用途に合わせた推奨ラインを守ることで、使い勝手の良いパンフレットに仕上がります。

まず、二つ折りや三つ折りにして仕上げる折パンフレットの場合、110キロから135キロが最もおすすめです。この厚みは、手に持った時に程よいコシがあり、カバンに入れてもシワになりにくく、かつ機械で折った際に折り目が綺麗に仕上がるためです。

次に、ページ数が多い冊子形式の場合は、表紙を135キロ以上の厚手にして、中身を90キロから110キロのやや薄めに設定するのが定石です。これにより、本としての丈夫さを保ちつつ、ページがめくりやすくなります。

最後に、大量に配布するチラシを兼ねたパンフレットであれば、コストを優先して90キロを選ぶのが賢い選択です。このように、届けたい印象と予算のバランスを考えて厚みを選ぶことが、失敗しないパンフレット作りの第一歩となります。

実践編:用途・シーン別おすすめ用紙の組み合わせ

パンフレット制作を成功させる鍵は、渡す相手や場所を想像して、紙の種類と厚さを正しく組み合わせることにあります。結論から申し上げますと、利用シーンに合わせた正解のセットを選ぶことで、情報の伝わりやすさや相手に与える信頼感は劇的に向上します。いくら立派なデザインでも、状況にそぐわない紙を選んでしまうと、使い勝手が悪くすぐに捨てられてしまうリスクがあるため注意が必要です。

信頼性を伝えたい会社案内:マットコート紙 135kg

ビジネスの最前線で使う会社案内には、マットコート紙の135kgという組み合わせが最も適しています。この構成は、派手さを抑えた上品な質感が誠実さを演出し、読み手に安心感を与えるからです。135kgという厚みは、手に持った時にしっかりとした手応えがあり、企業の安定感を指先から伝えてくれます。例えるなら、高級なホテルの案内板のような落ち着いた印象です。光の反射を抑える性質があるため、オフィス内の強い照明の下でも文字が読みやすく、じっくりと内容を検討してもらうビジネスの場には欠かせない選択です。

シズル感を伝えたい商品カタログ:コート紙 110kg

商品の魅力を引き出したいカタログには、コート紙の110kgという組み合わせが最適解となります。シズル感、つまり瑞々しさや美味しそうな質感を表現するためには、インクの発色が最も良いコート紙が必要不可欠だからです。ツヤのある表面が写真の鮮やかさを最大限に引き立て、商品のディテールを魅力的に再現してくれます。厚みを110kgに設定することで、ページをめくる際のリズムが良くなり、多くの商品をスムーズに眺めてもらうことができます。キラリと光る誌面は、読者の欲しいという気持ちを刺激する強力な武器になります。

親しみやすさを伝えたい施設案内:上質紙 110kg

地域の方々や子供たちが手にする施設案内には、上質紙の110kgという組み合わせをおすすめします。結論として、飾らないナチュラルな手触りが、安心感と親しみやすさを生むからです。上質紙は表面に特別な加工をしていないため、ノートのようなさらさらとした感触があり、温かみを感じさせます。また、鉛筆やボールペンで直接書き込みができるため、地図にメモをしたりスタンプラリーを実施したりする際にも非常に便利です。110kgの厚みがあれば、屋外で持ち歩いても簡単には破れず、実用性の高い案内物として長く活用してもらえます。

他と差をつけたいブランドブック:特殊紙や箔押し加工

競合他社とは一線を画す特別な一冊を作りたいなら、特殊紙に箔押し加工などの装飾を組み合わせるのがプロの技です。これは、視覚だけでなく指先から伝わる独特の風合いによって、ブランドの持つ唯一無二の世界観を体験として届けるためです。表面にわずかな凹凸があるヴァンヌーボやアラベールといった特殊紙を使い、そこにキラリと光る金の箔を焼き付けることで、言葉で説明する以上の圧倒的な価値を証明できます。大切な顧客に対して、一目置かれるような重厚な存在感を示したい場面では、この特別なセットが最高の投資となります。

コストを抑えつつ品質を上げるためのヒント

パンフレット制作において、限られた予算の中で最大限のクオリティを引き出すには、印刷の仕組みを賢く利用するテクニックが必要です。結論から申し上げますと、ただ安い紙を選ぶのではなく、印刷工程の効率化や加工の組み合わせを工夫することで、コストを抑えながら高級感を演出することが可能になります。専門的な知識がなくても、発注時のちょっとした選択の違いで、仕上がりの満足度は劇的に変わります。

用紙の統一:表紙と中面を同じ用紙にして効率アップ

冊子タイプのパンフレットを作る際、表紙と中面の用紙を同じ銘柄の厚さ違いで揃えることは非常に有効なコストダウン手法です。結論として、用紙の種類を統一することで印刷会社側の作業効率が上がり、結果として価格が抑えられるケースが多いからです。

通常、表紙には厚い紙、中面には薄い紙を使用しますが、これらを全く別の種類の紙にしてしまうと、インクの調整や機械の設定をその都度大きく変更しなければなりません。これを同じ銘柄(例えば、表紙はマットコート紙の135kg、中面はマットコート紙の90kgなど)に統一すれば、冊子全体に一貫した統一感が生まれるだけでなく、印刷工程がスムーズに進みます。見た目の美しさを損なわずに、賢く予算を節約するプロの定番テクニックです。

部数による判断:大ロットと小ロットの使い分け

注文する部数に合わせて、最適な印刷方式を選ぶことがコスト管理の鍵となります。結論を申し上げますと、数千部以上の大量印刷ならオフセット印刷、数十部から数百部の少部数ならオンデマンド印刷を選ぶのが最も経済的です。

オフセット印刷は、最初に版というハンコのようなものを作るため初期費用がかかりますが、部数が増えるほど1枚あたりの単価が驚くほど安くなります。また、使える紙の種類も豊富で、こだわりの特殊紙を選びたい場合にも向いています。一方でオンデマンド印刷は、版を作らずに高性能なレーザープリンターのような仕組みで印刷するため、少部数でも割高にならずに注文できます。今の自分の計画にどちらが合っているかを印刷会社に相談するだけで、無駄な出費を大きく削ることができます。

表面加工の活用:安価な紙を高級品に変える魔法

予算の関係で高級な特殊紙が使えない場合でも、表面加工を施すことで劇的に品質を向上させることができます。結論として、安価なコート紙などにPP加工と呼ばれる薄いフィルムを貼る加工を加えるだけで、耐久性と高級感を同時に手に入れることが可能です。

PP加工には、ツヤを出すグロスタイプとしっとり落ち着かせるマットタイプがあります。この加工を施すと、紙の表面が保護されて破れにくくなるだけでなく、手触りが一気に本格的なものへと変わります。例えば、普通のノートのような質感の紙であっても、マットPP加工を加えるだけで、まるでブランドショップのカタログのような上品な仕上がりになります。最初から高い紙を検討する前に、一般的な紙に加工を組み合わせるという選択肢を持つことで、予算内で最高の成果物を作ることができるようになります。

失敗を防ぐ!発注前の最終チェックポイント

パンフレット制作の最終段階で最も大切なのは、データ上の数字や画像だけで判断せず、物理的な確認を怠らないことです。結論から申し上げますと、印刷通販の画面で「注文」ボタンを押す前に、実際の仕上がりを予測できる材料を揃えることが、失敗をゼロにする唯一の方法です。パソコンの画面で見ている色や質感は、光の三原色(RGB)で作られた仮想の姿であり、実際にインクが紙に乗った状態とはどうしても差が生じてしまうからです。

無料サンプルを取り寄せる

理想のパンフレットを作る第一歩として、印刷会社が提供している無料サンプルは必ず手元に取り寄せてください。結論として、紙の名称が同じであっても、メーカーや厚みが異なれば、手に持った時の重さやめくり心地、表面の滑らかさが劇的に変わるからです。

例えば、一口に「白」と言っても、青みがかった白からクリーム色に近い白まで様々あり、これが写真の発色に大きく影響します。また、厚さの単位であるキログラム(kg)という数字だけを見て判断すると、届いた時に**「想像よりペラペラだった」あるいは「硬すぎてめくりにくい」といった後悔を招きかねません。**まずは実物のサンプルを指先で触り、光にかざして透け具合を確認することで、自分のパンフレットにふさわしい信頼感があるかどうかを確信を持って判断できるようになります。

「折り目」の確認

二つ折りや三つ折りなどの加工を施すパンフレットでは、折り目の美しさについても事前の確認が不可欠です。結論を申し上げますと、135kg以上の厚手の紙を選ぶ場合は、そのまま折ると折り目のインクがパキパキと剥がれて白く目立ってしまう「背割れ」という現象が起きやすいためです。

この背割れを防ぐためには、あらかじめ折りやすくするための溝をつける「スジ入れ加工」や、表面をフィルムで保護する「PP加工」をセットで検討することがプロの常識です。せっかく高級感のある厚い紙を選んでも、折り目がボロボロになってしまっては、受け取った側にマイナスの印象を与えてしまいます。デザインの段階から「紙の厚さ」と「折り加工」の相性を考慮し、必要に応じたオプション加工を追加することが、長く綺麗に保管されるパンフレットを作るための秘訣です。

色校正の実施

特に企業のロゴマークなどのブランドカラーや、人物の肌色に強いこだわりがある場合は、色校正を必ず実施してください。結論として、家庭用プリンターやオフィスのコピー機による出力と、プロが使う巨大な印刷機による仕上がりは、全く別物と言っていいほど色の出方が異なるからです。

色校正とは、本番の印刷を始める前に、ごく少部数だけ実際に刷って色味を確認する作業のことです。例えば、「コーポレートカラーの青色が少し沈んで見える」といった問題も、本番前に気づくことができればデータの修正が可能です。特に数千部、数万部と大量に印刷する場合、刷り直しは多大なコストと時間のロスに繋がります。大切なブランドイメージを守り、納得のいく品質を保証するためには、この確認工程は決して惜しんではいけない投資といえます。

まとめ:最適な紙質選びで「伝わるパンフレット」に

パンフレット制作において、用紙選びはデザインと同じくらい重要な工程です。結論として、用途やターゲットに合わせて「紙の種類」と「厚さ」を正しく組み合わせることが、成果を出すための最短ルートとなります。

まずは定番の3種類から目的に合うものを選び、実際のサンプルを手に取って質感を確認することから始めてください。迷ったときは印刷会社のプロに相談し、物理的な触感まで計算された最高の一冊を完成させましょう。

「思った通りの印刷に仕上がるか不安…」そんな方へ

「色味が思っていたのと違った…」「仕上がりの質感がチープだった…」
そんな印刷の失敗、もう繰り返さなくて大丈夫です。

ニチゲンでは、一般的な印刷よりも色が鮮やかで高精細な印刷技術に加え、デザインから印刷・製本までを社内で一貫対応。小部数でも、こだわりのある仕上がりを丁寧に実現します。まずは無料でご相談ください。

\仕上がりが不安な方はサンプルも提供/

執筆者

株式会社ニチゲン 編集部

デザインから印刷・製本までを社内で一貫して手がける、印刷会社です。高品質なメタリック印刷や特殊加工、図面・取扱説明書の製本など、用途に応じた最適な仕上がりを追求。個人から法人まで、柔軟で丁寧な対応を心がけ、仕様が固まっていない段階でも安心してご相談いただけます。印刷物の先にある「伝えたい想い」を、確かな技術と共に形にします。

関連記事

関連記事は見つかりませんでした。

印刷サービスの無料相談・ご依頼

東京・神奈川エリアであれば、
無料でお客様の事務所にご訪問、ヒアリングのうえ、
ご提案内容とお見積書を提出しております。

資料ダウンロード

印刷サービスをご検討中の方へ、当社の対応内容や事例をまとめた資料をご用意しました。デザインから印刷・製本までの流れや、小ロット対応・特殊加工の詳細などを掲載しています。まずは資料で、御社の課題に合うサービスかご確認ください。

無料相談・ご依頼

手間のかかる印刷をデザインから印刷まで対応するニチゲンに無料でご相談可能です。印刷サービスの依頼は「一貫対応で手間を削減するニチゲン」にお任せください。

メールで相談する